羊蹄山登山レポ|富士登山の練習で真狩コースを日帰りしてきた⛰

旅行

7月3日、金曜日。
富士登山に向けた練習として、北海道の羊蹄山に登ってきました。
登ったのは、羊蹄山の真狩コースです。

正直に言うと、私は登山経験がほとんどありません。

これまで登ったことがあるのは、
札幌の藻岩山(登りだけ。下りはロープウェイ)、円山、
そして屋久島の屋久杉トレッキングくらい。

円山の登山の様子やコースにかんしては紹介しているので
ぜひ疲労度の違いを感じてください。
円山登山

本格的な登山経験があるとは言えない状態で、
富士登山の練習として羊蹄山に挑戦しました。

結果として、登山開始は朝5時30分、下山完了は16時過ぎ。
合計で約11時間かかりました。

無事に日帰りできましたが、
下山後はふくらはぎと太ももの前側が痛く、
こうなることは想定していたので近場に宿をとっていましたが、
宿の駐車場から入口までも辛いくらいの、歩行困難になるくらい疲れました。

この記事では、登山初心者に近い私が、
羊蹄山の真狩コースを日帰りで登って感じた、
所要時間・服装・持ち物・トイレ事情・きつかった場所・富士登山の練習になったかを
正直にまとめます。


富士登山の練習で羊蹄山へ

今回、羊蹄山に登った目的は、
富士登山に向けた練習です。

富士登山はすでに山小屋を予約しており、
1か月をきろうとしているところです。

富士山に登る前に、
長時間歩く登山を経験しておきたいと思い、
北海道で練習になる山として羊蹄山を選びました。

羊蹄山は北海道の中でも有名な山で、
「蝦夷富士」とも呼ばれています。

きれいな円錐形の山で、
遠くから見るととても美しいのですが、
実際に登ってみるとかなりハードでした。

登る前は、富士登山の練習になればいいな、くらいの気持ちでした。

でも登ってみると、想像以上に段差が大きく、
登りも下りも足への負担がかなり大きかったです。


今回の登山内容

今回の羊蹄山登山の内容は以下の通りです。

項目内容
登山日7月3日 金曜日
登った人数2人
登山経験ほぼ初心者
目的富士登山の練習
コース真狩コース
登山開始5:30
山頂到着11:30
下山完了16時過ぎ
合計所要時間約11時間
天気晴れ
あまりなし

朝2時に起きて、3時に出発。
真狩コースの登山口までは
中山峠を通り車で約2時間かかりました。

朝早くからのスタートでしたが、
日帰りで羊蹄山に登るなら、これくらい早く出て正解だったと思います。


真狩コースの登山口と駐車場

今回は、羊蹄山の真狩コースから登りました。
駐車場は、キャンプ場に登山者用の駐車場があります。

登山前にトイレも利用できました。
キャンプ場のトイレはきれいだったので、
登山前に安心して使えたのはかなりありがたかったです。

登山口には記名する登山届のようなものがあり、
そこで名前や入山時刻などを書いてから出発しました。

登山前に一番心配していたのは、実はトイレです。

長時間の登山になるので、
「途中でトイレに行きたくなったらどうしよう」と思っていました。

登山口手前にトイレがあるのは安心材料でした。


登山開始は朝5時30分

登山開始は朝5時30分。

朝早い時間だったので、
天気予報は晴れでしたが若干の霧雨。
肌寒いくらいで、湿度はかなりあるものの登り始めは比較的順調でした。

風もあまりなく、登山日和ではありました。

ただ、羊蹄山は長丁場です。

最初は大丈夫と思っていても、だんだん足に疲労がたまってきます。

特に5合目あたりから、少しずつきつさを感じ始めました。


5合目あたりからきつくなる

羊蹄山は、最初から最後までずっと楽という感じではありません。
はっきり言うと、最初からきついです。

私の場合は、5合目あたりからきつさを感じ始めました。

登山道の段差が思っていたより大きく、
木の根っこや岩を越える場面も多かったです。

登りはもちろんしんどいのですが、
ただの坂道をひたすら歩くというより、
足を大きく上げて登る場面が多く、太ももにかなり負担がかかりました。

体力に自信がある人なら違うのかもしれませんが、
私はこのあたりから「これは思ったより大変だ」と感じました。


9合目から山頂までが一番きつかった

登りで一番きつかったのは、
9合目から最後の山頂までです。

ここまで来ればあと少し。
頭ではそう思うのですが、体はかなり疲れています。

最後の方は、一歩一歩が重かったです。

羊蹄山はだいたい8合目あたりで森林限界と呼ばれる標高になります。
高い木々がなくなるので、
最後は日光を遮るものなく、紫外線をばちばちに浴びながら
急な坂を上っていくことになります。

山頂付近には少しだけ雪も残っていました。

7月でも雪が残っていることに驚きました。

天気は良かったのですが、山頂付近まで来ると、
やっぱり普段の生活とは違う山の環境を感じます。


山頂到着は11時30分

山頂に到着したのは11時30分ごろ。
登山開始が5時30分だったので、登りだけで約6時間かかりました。

真狩コースからだと、羊蹄山の正確な山頂までは
火口の縁を半周ほどしなければならないらしく、
体力が限界なのとmapで見る限り危なそうだったので行っていません。

山頂付近からは雲海のようになっていて、
上から下の景色はあまり見えませんでした。

晴れてはいましたが、下界がすっきり見えるというより、
雲の上にいるような景色でした。

これはこれで、普段見ることのない景色で印象的でした。

ただ、体力的にはかなり限界に近かったです。
本当はお鉢巡りもできるようですが、今回は体力の限界でしていません。

登頂できただけで十分でした。


山小屋で休憩と昼食

山頂付近では、山小屋を利用しました。

山小屋へは一度9合目まで降りて、
少し道をそれる形になります。
9合目から20分くらいでしょうか、
途中、沢もありそれも意外ときつい…。

山小屋の外にはベンチとテーブルがいくつかあり、
そこで休憩しました。

昼食は、山小屋の外でカップヌードルとリゾットを食べました。

登山中に食べる温かいものは、本当においしく感じます。

山頂では1時間弱くらい休憩したと思います。
この休憩がなければ、下山の体力がさらに厳しかったと思います。


羊蹄山のトイレ事情

羊蹄山で気になっていたトイレ事情についても書いておきます。

登山口手前にはトイレがあります。
途中のトイレは、山小屋のみでした。

山小屋のトイレは300円で、
ペーパーは持ち帰りです。

長時間の登山なので、
トイレが不安な人は携帯トイレを持っていると安心だと思います。

私は登る前からトイレが心配だったので、
登山口で済ませてから出発しました。

羊蹄山は気軽に何度もトイレへ行ける山ではないので、
事前に確認しておくのがおすすめです。


下りは石・木の根・段差が大変

登りもかなりきつかったのですが、
下りも本当に大変でした。

特に山頂付近から8合目あたりまでは、
石で滑りやすい場所がありました。

木の根っこや岩で段差が大きく、
足への負担もかなりあります。

登りで体力を使った後なので、
下りは集中力も必要です。

滑らないように気をつけながら、
一歩ずつ下りました。

下山の1歩目から滑ってしりもちをついたので、
軍手をつけて、岩や木をつかみながら下山しました。

結果的に、軍手は持って行ってよかったです。

下山後は、ふくらはぎと太ももの前側が痛く、
歩くのがかなりつらい状態になりました。


下山完了は16時過ぎ

下山完了は16時過ぎ。

登山開始が5時30分だったので、
合計で約11時間の登山になりました。

下山したときは、達成感よりもまず
「終わった……」という気持ちが大きかったです。

足はかなり疲れていて、歩行困難に近い状態でした。

普段から登山をしている人なら違うのかもしれませんが、
ほぼ初心者の私にはかなりハードな山でした。


今回の服装

今回の服装は、以下のような感じです。

上は、スポブラに半袖。
日焼け対策としてアームカバーをつけ、首にはタオルを巻いていました。

下は、タイツにゴアテックスの長ズボン。

靴はミドルカットの登山靴です。
靴下は、厚めのサポート付きの新しい靴下を履きました。

帽子はつば付きの帽子を着用。

手袋は登山用ではなく、軍手で代用しました。

レインウェアは、
ズボンはゴアテックスのものをそのまま着用。

上もゴアテックスのものを持って行きましたが、
天気が良かったため使用しませんでした。

防寒着としてユニクロのウルトラライトダウンも持って行きましたが、
こちらも使いませんでした。

ザックは25Lです。
最初は霧雨で肌寒かったのでウルトラライトダウン以外着用。


持って行った水と行動食

水は、私自身は1Lを持ちました。
それ以外の水分は彼に持ってもらいました。

実際に飲んだ量は、1L+αくらいです。

行動食として持って行ったのは、

  • ラムネ
  • 塩飴
  • チョコ
  • OS-1のゼリー飲料
  • 水に溶かして飲むアミノバイタルのようなもの

です。

特に持って行ってよかったのは、
ゼリー飲料と、水に溶かして飲むアミノバイタルのようなものです。

長時間歩くので、
飲みやすくてエネルギーになるものはかなり助かりました。

チョコやラムネ、塩飴も、
途中で少しずつ口にできるので便利でした。


持って行ってよかったもの

今回持って行ってよかったものは、

  • ゼリー飲料
  • 水に溶かして飲むアミノバイタルのようなもの
  • ボディシート
  • 絆創膏
  • 替えのタオル
  • 軍手

です。

特に下山時は、滑ったり岩をつかんだりする場面があったので、
手袋はあってよかったです。

登山用のグローブではなく軍手で代用しましたが、今回はかなり使いました。

ボディシートや替えのタオルも、
休憩中や山小屋で使用しました。
あると気分的にかなり助かります。

持って行かなくてもよかったと思うものは、特にありませんでした。

また、今回は「持っていけばよかった」と強く思ったものも特にありません。


富士登山の練習になった?

羊蹄山は、富士登山の練習になったと思います。

山小屋で、富士山のふもとに住んでいて、
毎年富士山に日帰りで登っているというご夫婦とお話ししました。

その方たちから、

「羊蹄山を日帰りできるなら、富士山は高山病に気をつければ体力的には大丈夫」

「羊蹄山の方がきついよ」

という話を聞きました。

この言葉はかなり自信になりました。

もちろん、富士山は標高が高いので高山病のリスクがあります。
また寒さと風の強さ、そこも羊蹄山とは違うと思います。

ただ、体力面では、羊蹄山を日帰りできたことが大きな自信になりました。


富士山より羊蹄山の方がきついかもと思った理由

実際に富士山に登ったわけではないので断定はできません。

ただ、富士登山の動画などを見る限り、
富士山は距離が長く、標高が高い分ゆっくり登るイメージがあります。

一方で、羊蹄山は段差が大きく、
木の根っこや岩を越える場所が多く、
足への負担がかなり大きいと感じました。

最後の方は岩場もあり、登りも下りも本当にしんどかったです。

登りながら、
「もしかして羊蹄山の方が体力的にはきついのでは」と思っていました。

富士山は高山病対策、羊蹄山は脚力と体力勝負。

そんなイメージです。


体力に自信がない人におすすめできる?

正直、体力に自信がない人にはおすすめしません。

羊蹄山は、気軽に登れる山ではないと思いました。

私はほぼ初心者に近い状態で登りましたが、
かなり根性で登った感覚です。

登ること自体はできました。

でも、下山後は歩くのがつらいくらい足にきました。
実際このブログを残している今、
下山から4日たっていますがいまだにふくらはぎに
痛みはあります。

「初心者でも登れるか」と聞かれると、
どこまでを初心者とするかによると思います。

私自身も登山経験が多いわけではありません。
なので、初心者におすすめですとは言いにくいです。

ただ、しっかり準備して、天気が良く、
無理をしないことを前提にすれば、根性で登ることはできました。


また登りたい?

また登りたいかと聞かれたら、
今の気持ちは「むり」です。

登頂できた達成感はあります。
富士登山に向けた自信にもなりました。

でも、11時間の登山は本当にきつかったです。

特に下山後の足の痛みを考えると、
気軽に「また行きたい」とは言えません。

羊蹄山は、きれいで達成感のある山ですが、
私にとってはかなりハードな山でした。


まとめ|羊蹄山は富士登山前の本気の練習になった

今回は、富士登山の練習として羊蹄山の真狩コースを日帰り登山しました。

登山開始は朝5時30分。

山頂到着は11時30分。

下山完了は16時過ぎ。

合計で約11時間の登山になりました。

天気は晴れで風もあまりなく、条件としては良かったと思います。

それでも、5合目あたりからきつくなり、9合目から山頂まではかなりしんどかったです。

下りも石や木の根、岩の段差が多く、足への負担が大きく感じました。

登山後は、ふくらはぎと太ももの前側が痛く、歩行困難になるくらい疲れました。

正直、体力に自信がない人や登山初心者に気軽におすすめできる山ではありません。

ただ、富士登山の練習としてはかなり良かったです。

羊蹄山を日帰りで登れたことで、
「富士山も高山病に気をつければ頑張れそう」と思えるようになりました。
大変でしたが、富士登山前に登ってよかったです。

下山後は、ヒルトンニセコビレッジに宿泊しました。

登山後のホテル泊は本当にありがたかったです。
正直、下山後また2時間かけて運転して帰る集中力があったかというと
自信はありません。
予約した自分、ナイスです。

次の記事ではヒルトンニセコビレッジの宿泊記もまとめたいと思います。

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