千と千尋の神隠しのイメージの一つにもなったと言われている銀山温泉へ行ってきました。
私たちが選んだ札幌からの行き方と一緒に2024年2月の銀山温泉の様子と、
宿泊した古勢起屋本館の良さをご紹介です!!
札幌から銀山温泉はどんな行き方がある?
銀山温泉は山形県にあります。
新千歳空港から山形の空港への便はありますが、時間が難しい。
銀山温泉まではJRや送迎バス、レンタカーでの行き方がありますが空港からJRへもちょっと歩きそうなのと
送迎も時間が限られているのでゆったり行きたい私たちには合わないかも・・・
ということで仙台も観光したいということもあり新千歳空港から仙台空港への便を予約しました。
旅程としては下記の通りです。
こんな感じの割とゆったり旅程でした。
初日 | 新千歳空港▶︎仙台空港へ。駅前移動したのちレンタカーで銀山温泉へ。 |
2日目 | チェックアウト後昼食を済まし寄り道しながら仙台へ戻りレンタカー返却。 |
3日目 | 北海道にはないIKEAへ行ったのち、仙台駅周辺の商店街などで食べ歩き。 |
最終日 | 午後14時台の飛行機に間に合うように移動、帰宅。 |
仙台で泊まったホテルの宿泊記もよろしかったらご覧ください。
なかなか快適でした。
仙台ワシントンホテルの宿泊記!駅からの近さ、お部屋の快適さは? – _MNOOPY_
仙台から山形への移動
仙台から山形、銀山温泉に行くには高速道路か一般道があります。
googlemapで調べたところ正直時間的に全然変わりません。
ただ2月という真冬、知らない道ということで走りやすい高速を選びました。
下側を回っていくのが高速です。
ネットで同じように仙台から銀山温泉へ車で行く人を調べていると
やはり雪道に不安があるような質問が多く、恐怖心を煽るような回答が多かったように思えます。
私たちは北海道という雪国の人間ですが同じような景色を思い浮かべ、レンタカーということを考えると
同じ時間でも高速がいいなという考えでした。
が、しかし実際に行ってみると思った以上に雪がない。
道中チラチラと雪が降る時間もありましたがレンタカーはもちろんスタットレスですし
何も怖いことはなく拍子抜けといった感じでした。
ということで行きは高速、帰りは下道を走って戻ってきました。(しかも私の運転で)
ちなみに高速代は平日で特に割引もなく2270円だったかな。ETC利用です。
これはたまたまだと思うのですが、
山形市内をすぎたあたりから高速が新しいのかレンタカーのナビに出てこなくてちょっと焦りました。
なので最後はちょっとスマホでナビってました。
仙台駅近くのレンタカーショップを出て途中トイレと銀山温泉街手前のトイレ&お店に寄りましたが
所要時間2時間くらいで、お昼くらいには古勢起屋の専用駐車場に停めて係の人にお宿を案内してもらいました。
銀山温泉 古勢起屋本館
銀山温泉とは木造建築の割とこじんまりとした温泉宿が立ち並ぶ温泉街です。
大正ロマンの世界観で、歴史を感じることができます。
特に雪が降り積もった冬が人気の温泉街で一つ一つのお宿の規定人数は少ないため
早々と予約が埋まるお宿が多いようです。
私たちは半年前に予約しました。
よく写真で見る雪景色の温泉街をイメージしていましたが、
温泉の方に聞くと今年はびっくりするくらい雪がないようで少し残念。
でも北海道で嫌というほど雪を見ているので逆に寒すぎなくてよかったかもしれません。
私たちが泊まった古勢起屋には別館と本館があり、本館の方に泊まりました。
リニューアルしていますが当時の柱や梁を残した部分もあって探してみるのも楽しいです。
そして古勢起屋さんはオールインクルーシブ!!
ドリンクコーナーがありお部屋に持っていって飲むことも可能。
ジュースやお茶、ビール、ワイン、日本酒、お水など種類も豊富でした。
お酒も自由に飲めるのがポイント高いです。
オールインクルーシブの中には「しろがね」というカフェレストランでの利用も入っています。
ルームキーを見せると専用のメニューが渡されて、ほとんどの料理を0円でいただくことができます。
おつまみ系もあるのでテイクアウトしてお宿のドリンクと一緒にお部屋でゆっくり楽しむこともできます。
お夕食
夕食は先述したしろがねか古勢起屋に宿泊した人の専用の夕食会場『野川亭』でいただくことができます。
専用の夕食会場はコース料理とのこと。
お宿の方にもほとんどは夕食会場で食べて、その後しろがねでおつまみなどを楽しんでいる方が多いです
と教えていただいたのでその通りにしました。
専用会場の方も時間の予約などはなく決められた時間の間に自由に行って大丈夫。
そんなところもポイントが高いです。
コース料理ですが間が空くことなく次ぐ次と料理が出てきました。
盛り付けも素敵だったしとても美味しかったです。
ただ、ちょっと寒かったかな。膝掛けなどは貸してもらえます!
温泉
お宿の温泉は2つ。時間で男女が入れ替わる形です。
コンセプトが違い白を基調とした温泉と、書斎を温泉にした黒の温泉です。
こじんまりとしていて3回入りましたがうち2回は貸切でした。
露天風呂はありませんが、姉妹間の銀山荘に入ることができてこちらには大浴場と露天風呂があります。
銀山温泉の温泉街からちょっと離れたところ、温泉街の入口付近にあり
こちらは団体でも入れるどちらかというとホテルといった大きさ&外観です。
海外からの団体はここに泊まるのかと思っていたので混んでいるかと思いきや
こちらも貸切状態で入ることができました。
夕食後、そのまま向かったので時間は19時頃だったかなと思います。
露天風呂が寝湯と立ち湯で、立ち湯に入りながら下に流れる川をずっと見ていました。
お風呂上がりはエレベーターホールのような場所にいくつも椅子があったのでそこで人を待つことができます。
アメニティー
アメニティーも揃っていました。
持って帰られるたび靴下、男女で違うスキンケア、小物を入れるための袋、フェイスタオルは1枚ですが
バスタオルはお風呂に入るたびに使えるよう入口に用意されています。
また温泉街に足湯があるため持って行けるように宿入口にもタオルが。
持ち運び用のカゴバックに下駄や雪深い時に便利な長靴、そしてベンチコート。
このベンチコートがすごく暖かかったです。
浴衣で映えな写真を撮りたかったけど寒すぎて脱げませんでした(笑)
アメニティグッズの、浴衣とカゴバックはNGですがそれ以外はお持ち帰りしました。
朝食
朝ご飯はお宿の1回にあるカウンター席、またはテーブル席でいただくことができます。
囲炉裏に鍋が吊るされていて中に芋煮が!
セットメニューですがご飯と芋煮はおかわりできるとのことで、芋煮が想像以上に美味しかったためいただきました。
ドリンクはフリードリンクと同じメニューですのでお酒もOKです。
車で来ていなければ朝からお酒を楽しめますね。
いろんなおかずが少しずついただけて豪華な朝ごはんでした。
また、ドラマで有名になったおしん飯もできるように提供されました。
私は漬物が苦手なので一口しか食べていませんが日本らしいメニューで外国の方も興味津々のようでした。
アレルギーや文化に配慮しており、チェックイン時に聞いてくれて適したメニューを提供してくれるようでした。
オールインクルーシブのお宿、その価格は?!
チャックアウトは10時となっています。
その後も14時くらいまでだったと思うのですがしろがねで食事を取ることが可能です。
しろがねは11時OPENなのでちょっと時間を潰すのが難しいですが・・・。
そんなアルコールありのフリードリンク、夕朝食付き、滞在中の食事はほぼ食べ放題!な
今回のお宿、古勢起屋のお値段は1人約35,000円!!
温泉宿でオールインクルーシブはこんなもんじゃないかな?と私は思うのですが
いかがでしょうか・・・
量を食べることができ、お酒が飲めるのであれば
かなり満足できるお宿かなと思います!
山形まで行った後は、送迎バスなどを利用すれば他にかかるお金も少なく済みます。
このお宿だけではなく、予約開始とともに冬雪が積もる幻想的な雰囲気になるであろう時期は
予約が埋まってしまうのであらかじめ大体の日付を決めてから予約に挑むことをお勧めします。
私たちはここに泊まりたい!と決めていたので予約開始時期を聞き、
公式から予約させていただきました。
他にもお宿はいくつもあるので、
また銀山温泉に行った際には違うお宿に泊まりたいと思います!
温泉街の方によると海外からのお客さんが8割くらいとのことで、
特に平日はあまり日本人の方は来ないとのこと。
確かに団体だと中国語を話す方が一番多かったように感じますが、他のアジアの国々(日本以外)も
かなり多くちょっとここは日本かな?と思ってしまう場面もありましたね。
以上、銀山温泉レポでした。
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