学生時代から旅行が好きだった私ですが、以前は航空会社にあまりこだわりがありませんでした。
旅行が決まったら、そのとき一番安い航空券を探すスタイル。
LCCは成田や関空発着が多かったこともあり、普段はスカイマークやAIRDOを利用することがほとんどでした。
そんなある日、SNSで「マイルを使ってお得に旅行する」という投稿を見かけます。
調べてみると、旅行好きのみなさんがさまざまな方法でマイルを貯め、
上手に旅を楽しんでいることを知りました。
「私もマイルや会員特典を活用して、もっと旅行を楽しみたい」
そう思ったことがきっかけで、最初の目標にしたのがSFCの取得です。
実際に挑戦する前は、SNSや経験者のブログを読みながら、ルールや費用について勉強しました。
ただ、新千歳空港を拠点にした修行記はそれほど多くなく、最初は少し不安もありました。
それでも、Xを中心に経験者のみなさんから教えていただき、2024年に50,234PPを獲得。
無事にプラチナステータスを達成できました。
この記事では、実際にかかった費用や利用したルート、PP単価、持ち出しを抑えるために工夫したことなどをまとめます。
2024年当時の記録なので、現在とは運賃やルールが異なる部分もありますが、
新千歳発でSFC修行を考えている方の参考になればうれしいです。
2024年SFC修行の結果 50,234PPでプラチナ達成
SFCとは、スーパーフライヤーズカードの略です。
SFCを取得するとスターアライアンス加盟の航空会社利用時にゴールド会員としてラウンジの利用や手荷物の優先受け取り、優先チェックインカウンターの利用などいくつかの特典が受けられます。

SFC取得を目指すには、ANAのプレミアムポイント(PP)を貯め、まずプラチナステータスを獲得します。
プラチナステータスの達成条件は1年間で50,000PPを取得すること。
その後SFCカードというクレジットカードを取得し、
持っている限りプラチナ会員とほぼ同等であるSFC会員になるというわけです。
ライフソリューションを活用してなどいくつか条件達成はあるのですが割愛します。
以下、私が達成したときの記録です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 達成PP | 50,234PP |
| 総額 | 448,640円 |
| スカイコイン利用 | 175,290円分 |
| 実質持ち出し | 273,350円 |
| PP単価 | 8.9円、実質5.4円 |
| レグ数 | 38レグ |
| 備考 | うち出張6レグ、8/28の4レグは台風・体調不良で払い戻し |
さすがに50,000PPぴったりは難しいので少しだけオーバーしましたが、これでもかなり少ないオーバーで済んだと思っています。
スカイコインを使い、実質の持ち出し額も抑えることができました。
出張は6レグ分で主に東京や福岡になります。
福岡便は距離があるため、1回の出張でも比較的多くのPPが貯まりました。
1度だけ台風で払い戻ししました。
他の修行をされている方をSNSで見ていると結構延期・払い戻しが多いイメージでしたが
私は運よく1度だけ。
しかもちょうど体調が悪い時期と台風が重なったので
全額払い戻しはとても運がよかったです。
発行したクレジットカード・使ったポイント
飛行機に乗りまくって50,000PPを貯めなくてはならない期間は1年間。
1/1~12/31の間になります。
マイル使用(特典航空券)ではこのPPはもらえず有償で買う必要がありますが、
スカイコインと呼ばれるものでの支払いでもOKです。
まずはANAマイレージクラブへの入会が必要でした。
クレジットカード付帯のものでANA AMEXゴールドを選びました。
年会費は¥34,100と他のブランドと比べ少しお高いですがポイント=マイルが無期限なことや
アプリの使い勝手などが好きで気に入っています。
キャンペーンもやっており多くのポイント=マイルをもらうことができました。
また、普通カードよりゴールドのほうが還元率がよかったので決めました。
SFC修行を考え始めてから実際にカードが手元に届いたのは2024年1月です。
航空券は直前になると値段が上がるのが基本ですので、ほとんどの修行僧は数か月前から予約をします。
振り返ると、動き始めるタイミングは少し遅かったと思います。
月別・主なルート
日程やルート、価格、PP単価などは全てスプレッドシートにまとめてますので後ほど掲載します。
私の最終修行日程は12/15とかなりギリギリでの終了です。
月別の主なルートは以下になります。
◇1月:新千歳ー羽田、福岡ー新千歳 ※出張のみ
◇2月:新千歳ー仙台、新千歳ー伊丹ー那覇
◇3月:新千歳ー福岡
◇4月:新千歳ー羽田
◇5月:新千歳ー福岡 ※出張
◇6月:新千歳ー那覇
◇9月以降:新千歳ー羽田や那覇や石垣など
出張は1・5・11月に合計6レグありました。
出張時の航空券代は会社もちなので、
アップグレードしてPPがさらに増える分だけ自己負担です。
こう考えると出張族の方は簡単に貯まりそうですね。
おすすめのルート
PP単価が良かったルート=低価格でより多いPPが貯まるルートは
新千歳発だと乗り継ぎ利用の那覇または石垣行きです。

羽田乗り継ぎは早い段階で修行僧の予約が入るからか高くなります。
そのため主に伊丹乗り継ぎの利用が多かったです。
往復¥43,340で5014PP、単価¥8.64が一番よかったルートおよび日程です。
2月ですので雪国に住む方はわかるかと思いますが、
無事に出発し、予定どおり帰ってこられるかは天候次第。
価格が少し上がってしまいますが、
羽田乗り継ぎの方が少しだけ合計のPPは多いのでそちらも何回か利用しています。
私の修行時はトランジット(乗り継ぎ)価格がありましたが、
現在は各料金プラン(シンプル・スタンダードなど)を選びます。
シンプルプランだとトランジットより200程少ないPPになってしまうので
少し多いPPがもらえるスタンダードがよいかと思いますが、
もちろん料金もちょっとあがります。
PP単価(総金額)>回数
回数>PP単価
自分の予算やスケジュールなどを加味して考えなければなりません。
公式で料金体系によってもらえるPPがわかるサイトを出していますので
私はこのサイトをとっても活用しました。
→PPシミュレーションサイト
旅行/友人訪問も兼ねる
ただひたすら乗るだけではつまらないので旅行を入れたり、友人に会うのを目的として乗ることもありました。

2月には仙台、山形の銀山温泉旅行、
3月は福岡で食い倒れ、
6月は大阪の友人に会いに(泊まらせていただいた)
10月はUSJ旅行
東京日帰りで友人とランチなんかもしています。
そして12月は友人と現地集合現地解散で沖縄旅行をしています。
なお、7・8月はSFC修行をしていない期間になりますが、
この期間は夏休みとお盆ということで航空券が高騰しているのと、
7月にJALのマイルを使って屋久島へ旅行に行っていました。

友人に会うのは基本的に日程を決めてからアポをとっていますが、
旅行は気にしていないのでPP単価は度外視になっています。
出張を除いた修行のうち、半分は旅行や友人に会っているため
SFC修行達成したあと振り返って充実感がありました。
宿泊は必要か?
基本的に単なる修行のためだけに乗るときは宿泊はしませんでした。
新千歳ー伊丹(羽田)ー那覇
那覇ー伊丹(羽田)ー新千歳
このルートなら、1日で往復できました
※現在のルールでは推奨されていない、もしくは予約時に往復では予約できなくなっているかと思う。
新千歳を朝8時台出発の飛行機に乗り込み、
新千歳に帰ってくるのは19時台とか…
札幌の自宅まで1時間はかかるのでだいたい21時くらいにいつも帰宅していました。
宿泊するときは、
新千歳ー伊丹ー那覇ー石垣ー羽田
羽田ー那覇ー伊丹(羽田)ー新千歳
または
新千歳ー伊丹(羽田)ー那覇
那覇ー伊丹(羽田)ー新千歳
この2回くらいだったと思います。
宿泊はSFCの費用に加算して考えていませんが、
那覇も羽田近郊(蒲田など)も1人だとお値段してしまうので避けていました。
他の紹介している方で宿泊費や空港までの移動費も含めてる方がいますが
私の記録には宿泊費と移動費は含まれておりませんのでご了承ください。
スカイコインの利用
マイルを2回、スカイコインに交換して修行の足しにしました。
時期は3月と9月、あとから知ったのですが1度目はあまり仕組みを知らないときです。
ANAマイルはスカイコインに交換できますが、ステイタスや所有カード種別で率が異なります。
1度目の3月はまだ12,000PPくらいしかないのですが、
クレジットカードのキャンペーンでポイント→マイルにしたり
nanacoポイントをマイルにしたりなどしかき集めて50,000マイルをスカイコインにしました。
ANAAMEXゴールドをもっていたので率は1.6倍の80,000コインが通常です。

しかしこのときはキャンペーンをやっていました。
一律+0.2倍になるという内容でしたので1.8倍の90,000コインになったというわけです。
2度目の交換は9月。
このころにはブロンズ(30,000PP)になっていたので率は50,000マイル以上は1.7倍です。

この2度の交換で合計175,000スカイコインにして航空券の発券をしました。
またマイレージアプリやLINEでガチャもやっているので少しですが足しています。
台風の時期に注意
SFC修行を検討準備し始めたのが遅かったのもあり、
雪国に住む人が一番懸念する真冬、特に1~3月は修行の日程がほぼありませんでした。
その代わりあまり気にせず台風の時期に修行日程をいれていたのにも関わらず、影響が出たのは1回だけでした。
遅延は発生したものの、帰れなくなるなどの大きい影響はなかったので運がいい。

私が影響を受けたのは8月末の土日でした。
大きい台風が接近しているため、予め払い戻しまたは振替できるよという案内が。
ちょうどそのころ体調を崩していたのでせっかくいいPP単価だったのですが、
振替ではなく払い戻しにさせてもらいました。
手続きはアプリで簡単にでき、とても早くて便利でした。
空港についてからではなく事前の予報でこういう判断をしてくれるのは嬉しいです。
締めは友人と沖縄旅行
修行のラストもやっぱりトランジットで沖縄でした。
しかし3泊4日で現地集合で東京から友達も合流し旅行として締めました。

新千歳から沖縄へ行く場合、着くのは早くてもお昼すぎになります。
そこで私のみ前泊し翌日の朝羽田から友達に沖縄に来てもらい、友達とは2泊3日楽しみました。
帰りは那覇―羽田便の遅延が見込まれ、予約していた乗り継ぎに間に合わない可能性があるとのこと。A&Wで朝ごはんを食べているときにANAから電話があり、一本早い便への変更を提案されました。

私が確認したのは、次の2点です。
① 乗り継ぎに間に合わなかった場合、後続便に変更してもらえるか
② 当日中に新千歳へ帰れるか
どちらも問題ないとのことだったので、友人との時間を優先し、予定どおりの便を利用することにしました。
空港のカウンターでも改めて案内を受けましたが、最終的には予約していた便に搭乗。なぜかお詫びとして、1,000円分または1,000マイルのバウチャーをいただきました。
もちろん選んだのは1,000マイルです。少し申し訳ない気持ちもありましたが、SFC修行中の思いがけない出来事として印象に残っています。
SFC修行をして…
改めて、私のSFC修行の全日程、費用、PP単価、座席種別はこちらです。

最初からプレミアムクラスで予約した分もありますが
ほとんどアップグレード(UG)で獲得しました。
那覇ー石垣間は時間も短いので帰りは持ち帰ってホテルで食べました。
2026年現在は禁止になりました。
SNS情報ですが実際に断られた方も見受けられます。

数回、プレミアムクラスに座り暖かいごはんや味噌汁をいただけて
体験として大変満足です。
プレミアムクラスに乗れば、プラチナ資格前でもラウンジにも入れます。
2026年5月19日搭乗分から、予約検索画面上の表記は「ファーストクラス(プレミアムクラス)」に変更されています。
なお、表記変更に伴うサービス内容の変更はありません。
晴れてプラチナ会員
ぎりぎり達成した私は翌年、プラチナ会員として過ごさせていただきました。
ラウンジ利用や、預け荷物が優先的に出てくること、グループ2で搭乗できることなど
少しばかり空の旅が快適になったかと思っています。
海外出張もあり、カウンターが開く前から人々が並んでる横でガラガラのカウンターでチェックインできたり…。
ラウンジに関してはなければそれはそれでいいのですが、
私はANAのオレンジジュースが大好きなことから必ず行って1杯だけはさくっといただきます(笑)

私が一番うれしい特典と言えば、預け荷物が優先的に出てくることです。
だいたい飛行機を降りた後はトイレに行き、今までなら荷物が出てくるまでかなりまちますが
ときどき間に合わないこともあるくらい早く出てきます。
この早く荷物が出てくるおかげで、次のJRや電車の乗れる時刻がはっきりしますし、
早く並べるので座れることが多いです。
意外とあの荷物を待っている時間はもったいないと思いました。
SFCカード
1年間はプラチナ会員としていられるので、
SFCカードを発行したのはプラチナが終わるぎりぎりでした。
というのも現在持っているカードをSFCに切り替えても違うカード扱いなので
タイミングによっては2回年会費がかかるからです。
プラチナの間にANA JCBゴールドも作成したのですが、
結局アプリの便利さからAMEXゴールドをSFCにしました。
2026年、ANAから会員特典の条件変更が発表され、SNSでも大きな話題になりました。
私は解約はしないにしても、一度旅行が落ち着くタイミングでJCBの方に変えようかなと思っています。
SFC修行のすすめ
結論から言うと誰にでも勧められるものではありません。
自分のライフスタイルにどれだけ旅行(飛行機)が入っているかにもよりますし、
予算やスケジュールのとりかたは人それぞれ、ご家庭それぞれです。
ただ、個人的に体験としては大変貴重な1年間になりました。
あんなに飛行機にただ乗るのはそうそうないです。
出張が多い方で、ANAやJALなどフルサービスキャリアを使える会社の方は
さくっとPPが貯まりますのでおすすめです。
実際にラウンジにはスーツ姿でパソコンを開いているビジネス利用の方が多いこと。
このプラチナ(SFC)の上にはダイヤ会員があり、
2026年、平SFCになった私は目指そうかなと一瞬考え計算したのですが、
やはり乗り継ぎで往復、ずっと座っているお尻の辛さや
機内の乾燥にやられるお肌と髪の毛、そしてなにより費用と時間を考え断念しました。
また大きな旅行を計画するときには、スイートラウンジやZ屋敷を目標に、ダイヤ修行を考えるかもしれません。
私の記録が、新千歳空港を拠点にSFC修行をする方の少しでも参考になればうれしいです。


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